デジタルエンターテインメントコンテンツを企画・ 製作するポリゴンマジック株式会社(代表 鶴谷武親 東京都港区)は、この度、早稲田大学理工学術院 河合隆史教授と連携し、「視覚によって刺激される聴覚体験」 をコンセプトにVR(バーチャルリアリティ)コンテンツ『 擬音VR – Seeing is Hearing -』を製作しました。
このコンテンツは、「見るだけで触感が伝わるシステム」 といった、クロスモダリティ(感覚間の相互作用) を応用したVRやMR(ミックストリアリティ) の研究で知られる河合教授の着想に基づいて製作されました。 無音のVR空間の中で、「ヒュ」「ザー」といった擬音が、 風や雨などの天候を模したアクションで表現される様子を、 HMD(ヘッドマウントディスプレイ) とノイズキャンセリングヘッドホンを装着して見渡すうちに、 聞こえないはずの「音」を感じるという、 一種の錯覚現象の生起を意図しています。
『擬音VR – Seeing is Hearing -』は、10月30日にUPLINK渋谷にて開催される『 闇の中の眠り姫』サラウンド上映後のトーク「闇と視覚とVR( 河合教授×七里圭監督)」にてお披露目を行います。
音のみという異色の映画上映に続いて、 映像のみで音を表現するVRを紹介するという、 実験的な試みです。
『擬音VR – Seeing is Hearing -』 の1シーン
© POLYGON MAGIC INC.
『擬音VR – Seeing is Hearing -』 の1シーン
© POLYGON MAGIC INC.
【ポリゴンマジック株式会社 会社概要】
会社名: ポリゴンマジック株式会社
所在地: 〒106-0032 東京都港区六本木7-18-18 住友不動産六本木通りビル
代表: 代表取締役 鶴谷武親
設立: 1996年4 月3 日
URL: http://www.polygonmagic.com/
【河合 隆史(早稲田大学理工学術院・教授)】
人間工学を専門とし、立体視映像(3D)やVR、超高精細映像( UHD)など、 人間と先進映像のインタラクションに関する研究に従事。 生体計測による評価研究と同時に、 その知見や手法を活用したコンテンツ制作やシステム設計などにも 取り組んでいる。スーパーバイザ等で制作に参画した3D映画に、 『Moomins and the Comet Chase(フィンランド,2010年公開)』、『映画 怪物くん(日本,2011年公開)』、『STAND BY ME ドラえもん(日本,2014年公開)』ほか
【七里 圭(映画監督)】
早大在学中から約10年の助監督を経て2004年『 のんきな姉さん』で監督デビュー。主要作に『 ホッテントットエプロン-スケッチ』(06)『眠り姫』(07) 『マリッジリング』(07)『映画としての音楽』(14)。 短編『DUBHOUSE』(12)が、 2013年の25FPS国際映画祭でグランプリ。
■『闇の中の眠り姫』 サラウンド (2016年,80分)
声 :つぐみ、西島秀俊、山本浩司 他
原作 :山本直樹(原典:内田百閒「山高帽子」)
音楽 :侘美秀俊
監督 :七里圭
© charm point
■上演後のアフター・トーク
映画以内、映画以後、映画辺境
「闇と視覚とVR」
河合隆史×七里圭
http://www.uplink.co.jp/event/ 2017/48977
【本件に関するお問い合わせ先】
企業名:ポリゴンマジック株式会社
担当者:川端
TEL:0354476186
E-MAIL:kawabata@pmc.co.jp