ARKit対応アプリ『AR Submarine』制作苦労話③「再問題」

2018/2/23(金)

皆さん、こんにちは!

前回は、神が降臨し、再び開発が動き出しました。

言い忘れていましたが、Unityのバージョンは「2017.2」を使用して開発しました。

 

さて、まず始めに取り掛かったのが、見た目をもっと海の中っぽくする事でした。

現状は、半透明の青い画像が張り付けてあるだけなので味気ないです。

capture_image

という事で作業を進めていったのですが、またここで問題発生!

iPhoneにビルドして、見た目を確認しようとしたら、、、

ビルドできねえ~!!

 

私は普段「Windows」を使用して作業しているのですが、Windows版のUnityでビルドしたデータをMacにもっていって、XcodeでiPhoneにビルドを実行しても、

Shell Script Invocation Error」というエラーが出てできない。はっ?(# ゚Д゚)

Google先生にお聞きした所、なんか「権限が足りなくて実行ができない」との事で、「MapFileParser.sh」に実行権限を与えてやると良いみたいです。

なので、Macのターミナルターミナル_icon(←これ)を開いて、「cd」で「MapFileParser.sh」ファイルがあるフォルダに移動し、「ls -l」を実行。

「MapFileParser.sh」の権限を確認すると、「-rw-r–r– 」になっています。

そこで、「chmod +x MapFileParser.sh」で実行権限を与えてやります。

再度、「ls -l」を実行して権限を確認してみると、「-rwxr-xr-x」になっているので、Xcodeで再びビルドを実行すると・・・、

できた~!!

 

やっぱりGoogle先生は偉大です。

ていうか、この問題の解決策を書いてくださっていた方に感謝です。ありがたや。

これを解決するのにかなりの時間を要しました。。。

だってMac全然使った事ないんだもん。Xcodeも初めてさわったし。携帯Androidだし。。。

 

まあ、そんな訳で、実機で確認できるようになり、再び作業開始。

これをあーして、こーして、あれがこーなって、あーなって・・・、

こんな感じになりました!!

為す術もなく食べられる魚達・・・。

どうでしょう?少しは海中っぽくなったんじゃないですかね?

まだまだな所はありますが、今はこれが限界!許して!

 

解説いたしますと、前面にはうっすらと、ブルーのグラデーションをかけ、「LightRays 2D effect」というアセット(Free!)を使って、上からの光を表現しています。

球体をつぶしたようなオブジェクトでシーン全体を覆って、Unityの「Standard Assets」にある「Water」シェーダーを割り当て、海の中の揺らぎを再現(←あんまりできてない)。

シーンライトに「LightCake」というアセットを使って、コースティクスを表現。

「LightCake」は残念ながらもうアセットストアにはありませんが、シーンライトのCookieに割り当てた連番テクスチャをスクリプトで制御し、アニメーションさせているようです。

カメラ前に泡のパーティクルを配置し、珊瑚からも泡が出るようにしています。

あとはポストエフェクトで良い感じに調整して終わり!

 

今回は、比較的まともな事を書いている私。

次回はどうなってしまうのか?

またもやとんでもない事件が発生!

次回、「携帯を失くしたけど無事に見つかった事件!」に続く!

ホントに生きた心地がしなかった~( ;∀;)

次回へ

 

(Cole!Cole!クリエイターU)