ARKit対応アプリ『AR Submarine』制作苦労話④「携帯紛失記×ミサイル」
皆さん、こんにちは!
前回の終わりにちょこっと言いましたが、先日携帯を紛失しまして、その時はホントに生きた心地がしませんでした。
※貴様の携帯を失くした話など興味はない、制作の話をしろ。という方はこちらへ。
あるビルのトイレに入り、そこから出て暫くしてから携帯が無いことに気づき、「あのトイレだ!」と、急いで戻ったんですが、もう手遅れ、そこに我が携帯はありませんでした。その間、約10分。
そのトイレで失くしたことは間違いないんです。トイレットペーパーが置いてある棚に、携帯を置いたことはハッキリと覚えています(そこまで覚えているのになぜ忘れる・・・)。
めちゃくちゃ焦りました。まるでゾンビのように、当てもなくビルの中をウロウロしてました。何度も失くした場所に戻って探したり、とにかく走ったり。
「誰かが届けてくれたのかな?」と思い、そのビルの警備員さんや、受付窓口で聞いても「そんなものは届いてない」って言うし、近くの交番で聞いても「そんなものは届いてない」って言うし、最寄り駅の忘れ物センターでも「そんなものは届いてない」・・・。
公衆電話から自分の携帯に電話をかけても反応なし。。。
もうお終いだ・・・!。
真冬の空の下、一人汗だくになりながら呆然と立ち尽くし、私は思いました・・・。
パズドラができないじゃないか!!
というか、このまま携帯が見つからなかったらまたはじめから?
もう4年近くやってきたんだよ?
IDが分かれば大丈夫みたいだけど控てねえし!
いったいどこにあるんだ!!
・・・・・・すみません。取り乱してしまいました。
真面目な話、電話帳とか写真とかのデータはクラウドサービスがあるのでたぶん大丈夫なんだけど、携帯を買い替えるのは嫌だな~。
一応ロックしてるけど、一旦利用を止めてもらわないといけないのかな~。
悪用されたらどうしよう・・・。利用を止めてもロックが解除されたらいろんなデータが見られてしまう。
うぅ・・・どうしよう・・・。
そんな事を考えながら、今はどうしようもないので半泣きで帰宅しました。
携帯がない寂しさを堪えながら、自宅のPCで、「携帯紛失」についてGoogle先生にお聞きした所、、、なんと!!
「紛失した Android 搭載端末の位置の特定、ロック、データ消去を行う」
こんな事ができると判明!
全く知らなかった!データ消去もできるの?常識?(←後でいろいろ調べてみたら、各社サポートしているんですね。知識不足。。。)
早速試してみたら、
おぉー!特定できました!先生ありがとうございます!
でも何か・・・、紛失した場所から徒歩15分位にある車道を示してるんだけど・・・、本当にここにあるの?
まあ、一縷の希望を見出すことはできたので、次の日朝一で、光が指し示す方へと出発しました。
家族に携帯を借りて、位置を確認しながら目的地に到着!肝心の携帯は・・・、
ない!!
どこだ?どこにあるんだ?
・・・・・・昨日調べていた時に気になる一文がありました。。。
「位置情報はおおよそのものであり、必ずしも正確ではないことがあります」
ぐおぉぉぉ!!
だが、近くにあるのは間違いないはず!
そこから無謀な宝探しが始まりました。
何回も電話をかけてみたり、遠隔操作で着信音を鳴らしてみたり、とにかく探し回りました。。。
・・・・・・2時間後、進展なし!見つからない!
しかも、携帯の電源が切れたのか、何回やっても位置を特定できなくなってしまいました。
もうお手上げ、半ば諦め気味でトボトボ歩いていたら、、、目の前に交番が!
最後の希望、「お巡りさん」にすがるしかねえ!
でもお巡りさんいない!パトロールか?
幸い少し歩いた先に警察署があるので、そっちの方が確実かな?と思い、そっちに行ってみました。
「何もしてないのになんか緊張するな」などと思いながら窓口の方へ。係の人に事情を説明し、携帯の特徴を告げると、
「お調べ致しますので少々お待ちください」との事。
祈るような気持ちで待つこと数分、思いもよらない奇跡の言葉が・・・!
「非常に似ている物が届いています」
!
!!
!!!
「マジすか!!!」←結構でかい声で叫びました(汗)
嘘じゃないよね!?どこにあるの!?ねえ、どこにあるの!!?
動揺する私とは裏腹に、係の人は冷静な声で、
「これを書いてください」
渡されたのは「遺失届出書」。落とし物を受け取るにはこれを書かないといけないみたいです。
動揺する心を落ち着かせながら、必要事項を記入して提出。
暫く待って、感動のご対面!
お願いします!私の携帯でありますように・・・!
・・・・・・あります・・・、間違いない・・・!
そこには私の携帯が間違いなくあります!!(。´Д⊂) ウワァァァン!!
本当に泣きそうになりながら、小躍りしたい気持ちを抑え、届けてくれた方のことを聞くと、
急いでいるからと、名前も何も告げずに去っていったとの事。性別も不明(←そこは分かるだろ)。
誰かは分かりませんが本当にありがとうございます!!
約15時間ぶりの再会。
「ああ、愛しの携帯、もう一生離さない!」
晴れ晴れとした気持ちで警察署を出て、思いました。
「もっと早くに来ていれば、こんなに疲れなかったのにな・・・」
結局3時間位はさまよいました。疲れた。。。
でも、心底ホッとしました。皆様もどうかお気を付けください!
以上、「携帯紛失記」でした。長々と制作の事とは関係のない話をしてすみません。どうしても書きたかったんです!
この記事を読んで、「忘れ物に気を付けよう」と一人でも思ってくれたら幸いです。
私はもう大丈夫です。今回の経験を生かして、愛しの携帯を大切にしていきます!
さあ!パズドラをしよう・・・って、あれ?
携帯どこいった?(終)
↓↓ここから製作話です↓↓
さて、今は小魚たちが為す術もなくサメに食べられているので、何とか小魚たちを助ける要素を追加したいと思います。
よし!ミサイルでサメを撃退しよう!(←唐突)
アセットストアに「Free Missile」(Free!)というミサイルのオブジェクトがあったので、それを使わせていただく事にしました。
それにエフェクトを追加・編集して、こんな感じになりました!
画面タップでミサイル発射!一発目を外すな(笑)
エフェクトには「War FX」(Free!)というアセット、タッチ判定には「TouchScript」(Free!めっちゃ便利)を使っています。
泡のパーティクルと煙のパーティクルを重ねてます。
サメが撃退された時のモーションは、なかったので自分で作りました(←本業)。
私が愛用しているのは「3ds max」です!
サメのアニメーションは、「Animator」で制御しています。
あとはスクリプトでステートの切り替え、エフェクトの表示・非表示、オブジェクトの表示・非表示を制御しています。
これで小魚たちを助けることができるね♪サメには申し訳ないけど。。。
ここからもっとゲーム要素を追加していきます。
今回は以上となります。
「制作の話少なくない?動画並べてごまかしてない?」と思った方、その通りです(開き直り)。
前半、どうでもいい話で長くなって力尽きました。次回はしっかりと制作話を書いていきます!(たぶん・・・)
(Cole!Cole!クリエイターU)