ARKit対応アプリ『AR Submarine』制作苦労話④「携帯紛失記×ミサイル」

2018/3/9(金)

皆さん、こんにちは!

前回の終わりにちょこっと言いましたが、先日携帯を紛失しまして、その時はホントに生きた心地がしませんでした。

※貴様の携帯を失くした話など興味はない、制作の話をしろ。という方はこちらへ。

 

あるビルのトイレに入り、そこから出て暫くしてから携帯が無いことに気づき、「あのトイレだ!」と、急いで戻ったんですが、もう手遅れ、そこに我が携帯はありませんでした。その間、約10分。

そのトイレで失くしたことは間違いないんです。トイレットペーパーが置いてある棚に、携帯を置いたことはハッキリと覚えています(そこまで覚えているのになぜ忘れる・・・)。

めちゃくちゃ焦りました。まるでゾンビのように、当てもなくビルの中をウロウロしてました。何度も失くした場所に戻って探したり、とにかく走ったり。

「誰かが届けてくれたのかな?」と思い、そのビルの警備員さんや、受付窓口で聞いても「そんなものは届いてない」って言うし、近くの交番で聞いても「そんなものは届いてない」って言うし、最寄り駅の忘れ物センターでも「そんなものは届いてない」・・・。

公衆電話から自分の携帯に電話をかけても反応なし。。。

もうお終いだ・・・!。

真冬の空の下、一人汗だくになりながら呆然と立ち尽くし、私は思いました・・・。

パズドラができないじゃないか!!

というか、このまま携帯が見つからなかったらまたはじめから?

もう4年近くやってきたんだよ?

IDが分かれば大丈夫みたいだけど控てねえし!

いったいどこにあるんだ!!

・・・・・・すみません。取り乱してしまいました。

真面目な話、電話帳とか写真とかのデータはクラウドサービスがあるのでたぶん大丈夫なんだけど、携帯を買い替えるのは嫌だな~。

一応ロックしてるけど、一旦利用を止めてもらわないといけないのかな~。

悪用されたらどうしよう・・・。利用を止めてもロックが解除されたらいろんなデータが見られてしまう。

うぅ・・・どうしよう・・・。

そんな事を考えながら、今はどうしようもないので半泣きで帰宅しました。

 

携帯がない寂しさを堪えながら、自宅のPCで、「携帯紛失」についてGoogle先生にお聞きした所、、、なんと!!

「紛失した Android 搭載端末の位置の特定、ロック、データ消去を行う」

こんな事ができると判明!

全く知らなかった!データ消去もできるの?常識?(←後でいろいろ調べてみたら、各社サポートしているんですね。知識不足。。。)

早速試してみたら、

おぉー!特定できました!先生ありがとうございます!

でも何か・・・、紛失した場所から徒歩15分位にある車道を示してるんだけど・・・、本当にここにあるの?

まあ、一縷の希望を見出すことはできたので、次の日朝一で、光が指し示す方へと出発しました。

 

家族に携帯を借りて、位置を確認しながら目的地に到着!肝心の携帯は・・・、

ない!!

どこだ?どこにあるんだ?

 

・・・・・・昨日調べていた時に気になる一文がありました。。。

「位置情報はおおよそのものであり、必ずしも正確ではないことがあります」

ぐおぉぉぉ!!

だが、近くにあるのは間違いないはず!

そこから無謀な宝探しが始まりました。

何回も電話をかけてみたり、遠隔操作で着信音を鳴らしてみたり、とにかく探し回りました。。。

 

・・・・・・2時間後、進展なし!見つからない!

しかも、携帯の電源が切れたのか、何回やっても位置を特定できなくなってしまいました。

もうお手上げ、半ば諦め気味でトボトボ歩いていたら、、、目の前に交番が!

最後の希望、「お巡りさん」にすがるしかねえ!

でもお巡りさんいない!パトロールか?

幸い少し歩いた先に警察署があるので、そっちの方が確実かな?と思い、そっちに行ってみました。

 

「何もしてないのになんか緊張するな」などと思いながら窓口の方へ。係の人に事情を説明し、携帯の特徴を告げると、

「お調べ致しますので少々お待ちください」との事。

祈るような気持ちで待つこと数分、思いもよらない奇跡の言葉が・・・!

「非常に似ている物が届いています」

!!

!!!

「マジすか!!!」←結構でかい声で叫びました(汗)

嘘じゃないよね!?どこにあるの!?ねえ、どこにあるの!!?

動揺する私とは裏腹に、係の人は冷静な声で、

「これを書いてください」

渡されたのは「遺失届出書」。落とし物を受け取るにはこれを書かないといけないみたいです。

動揺する心を落ち着かせながら、必要事項を記入して提出。

暫く待って、感動のご対面!

お願いします!私の携帯でありますように・・・!

 

・・・・・・あります・・・、間違いない・・・!

そこには私の携帯が間違いなくあります!!(。´Д⊂) ウワァァァン!!

本当に泣きそうになりながら、小躍りしたい気持ちを抑え、届けてくれた方のことを聞くと、

急いでいるからと、名前も何も告げずに去っていったとの事。性別も不明(←そこは分かるだろ)。

誰かは分かりませんが本当にありがとうございます!!

 

約15時間ぶりの再会。

「ああ、愛しの携帯、もう一生離さない!」

晴れ晴れとした気持ちで警察署を出て、思いました。

「もっと早くに来ていれば、こんなに疲れなかったのにな・・・」

結局3時間位はさまよいました。疲れた。。。

でも、心底ホッとしました。皆様もどうかお気を付けください!

 

以上、「携帯紛失記」でした。長々と制作の事とは関係のない話をしてすみません。どうしても書きたかったんです!

この記事を読んで、「忘れ物に気を付けよう」と一人でも思ってくれたら幸いです。

私はもう大丈夫です。今回の経験を生かして、愛しの携帯を大切にしていきます!

さあ!パズドラをしよう・・・って、あれ?

携帯どこいった?(終)

 

 


↓↓ここから製作話です↓↓

さて、今は小魚たちが為す術もなくサメに食べられているので、何とか小魚たちを助ける要素を追加したいと思います。

よし!ミサイルでサメを撃退しよう!(←唐突)

 

アセットストアに「Free Missile」(Free!)というミサイルのオブジェクトがあったので、それを使わせていただく事にしました。

それにエフェクトを追加・編集して、こんな感じになりました!

 

画面タップでミサイル発射!一発目を外すな(笑)

エフェクトには「War FX」(Free!)というアセット、タッチ判定には「TouchScript」(Free!めっちゃ便利)を使っています。

 

泡のパーティクルと煙のパーティクルを重ねてます。

サメが撃退された時のモーションは、なかったので自分で作りました(←本業)。

 

私が愛用しているのは「3ds max」です!

サメのアニメーションは、「Animator」で制御しています。

あとはスクリプトでステートの切り替え、エフェクトの表示・非表示、オブジェクトの表示・非表示を制御しています。

これで小魚たちを助けることができるね♪サメには申し訳ないけど。。。

ここからもっとゲーム要素を追加していきます。

 

今回は以上となります。

「制作の話少なくない?動画並べてごまかしてない?」と思った方、その通りです(開き直り)。

前半、どうでもいい話で長くなって力尽きました。次回はしっかりと制作話を書いていきます!(たぶん・・・)

続く!

 

(Cole!Cole!クリエイターU)