ARの最新技術、空間にメモを残せるアプリ「Stag」を開発しました

2017/12/13(水)
3Dスキャンで空間を把握し、空間上のどこにでも自由にメモを残すことができるアプリです。共有機能を搭載し、空間に紐づいた情報伝達やコミュニケーションが可能になります。
本件のポイント
●空間にメモを残せる空間メモアプリ「STag」を開発した
●残したメモは同じ空間であれば他のユーザーと共有できる
STagをベースにしてお客様の環境に合わせたオリジナルアプリの製作も可能
●第2回次世代都市開発EXPOにて初公開

図1 STagイメージ画像

株式会社エム・ソフト(東京都台東区、 代表取締役:飯田 昌宏、 以下「エム・ソフト」)は 、 10年以上にわたるAR開発で培った技術を元に、 GoogleのAR技術Tangoを利用したスマートフォン用空間メモアプリ「STag(スタッグ)」を開発しました。

「STag」( https://biz-ar.jp/ar-service/stag/ )は、 昨今急速に普及しているAR技術を、 生活から産業分野まで幅広く役に立つ技術としてエム・ソフトが開発した新しいARコミュニケーションアプリです。

「STag」を起動すると3Dスキャンで空間を把握し、 空間上のどこにでも自由にメモを残すことができます。
残したメモは他のユーザーにも共有することで、 空間に紐づいた情報伝達やコミュニケーションが可能になります。

図2 STag利用方法

例えばメンテナンス業務等では、 点検個所に直接点検ポイントを詳しくメモすることができます。
ベテラン作業者があらかじめ点検個所やその点検ポイントをメモに残しておくことで、 その後に担当となったビギナーの作業者でも「STag」を使えばベテラン作業者の残した情報を同じ場所で確認することができます。 これにより、 ビギナーの作業者は点検個所の見落としなくベテラン作業者と同等の作業を確実に行うことができます。 また、 点検記録の入力も行うことができます。
今後エム・ソフトは「STag」を建築・建設・住宅・工事・メンテナンスといった様々な産業分野への応用も視野に入れて展開していく予定です。

図3 STagで業務ノウハウを継承

特長
■空間上に自由にメモを残すことができる
空間を3Dスキャンし、 空間にメモを残すことができます。
残したメモは空間ごと記憶しているため、 同じ場所であれば、 何度でもメモを確認することができます。

■残したメモを他のユーザーと共有できる
空間に記憶したメモやデータはクラウドを通して他のユーザーとも共有できます。
クラウド連携ができた端末同士であれば、 どの端末でも同じ位置でメモを確認できます。

■3Dデータ確認
今いる場所をスキャンして、 立体的に空間を測位します。 スキャンした空間データは、 3Dメッシュデータとして表示できます。 空間を俯瞰したり、 自由にアングルを変えてメモ位置を立体的に確認することができます。

■360度カメラ連携
RICOH THETAとの連携により、 アプリから360度写真を撮影することができます。 撮影した360度写真には、 メモが反映されるため、 現地を訪れなくてもメモの位置を確認することが可能です。 (現在開発中)

■クラウド連携
テキストや写真などの保存には、 エム・ソフトが提供しているクラウドサービス「ちょこっとCLOUD」をご利用いただけます。 また、 外部データベースとの連携などのお客様の環境に合わせたカスタマイズも可能です。

展示会出展
「住宅・都市イノベーション総合展2017」内「第2回次世代都市開発EXPO」にて「空間メモアプリSTag」を初公開いたします。

展示会詳細情報
(1) 展示会名 第2回 [次世代]都市開発EXPO
(2) 会  期 平成29年12月13日(水)、 12月15日(金) 3日間
(3) 会  場 東京ビックサイト東6ホール 東2-13
(4) 主  催 リードエグジビジョンジャパン株式会社
(5) 展示会ホームページ  http://www.smartcity-expo.jp/

【株式会社エム・ソフト概要
■社名:株式会社エム・ソフト
URL : https://www.msoft.co.jp
■所在地:東京都台東区東上野 2-18-10 日本生命上野ビル
■TEL:03-5807-2300
■FAX : 03-5807-2500
■設立:1987 年 8 月 11 日
■事業内容:
エム・ソフトは、 「画像技術」をコアとして成長を続けています。
主要な事業として、 高い技術力でお客様のご要望に応える「ソフトウェア受託開発事業」、 独自技術で未来を開発する「プロダクト・サービス事業」、 きめ細かな対応で安全・安心を提供する「保守・運用事業」を展開しています。 それぞれの事業が相互に連携しながら、 お客様に快適なサービスをお届けします。

●ソフトウェア開発事業
・画像・映像
・組込・制御
・アプリケーション開発(Webシステム、 スマートフォンアプリ)
・通信
●プロダクト・サービス事業
・ARソリューション「Biz-AR」
https://biz-ar.jp/

・映像・画像切抜き技術 「動画切り抜き.com」
https://www.dougakirinuki.com/

・2D3D映像変換システム 「RayBrid ADDepth」
http://www.raybrid.com/addepth/

●保守・運用事業
・サーバ・ネットワーク構築
・システムサポート
・クラウドサービス「ちょこっとCLOUD」
https://www.msoft.co.jp/chocotto/

 

(PR Times配信)