ARKit 2、USDZ、AR Quick Lookが凄い!

2018/7/17(火)

ウチのクリエイターの「ARKit対応アプリ『AR Submarine』制作苦労話」でも、切々と紹介しているAppleのARKit対応アプリ絶賛無料公開中!

https://itunes.apple.com/jp/app/ar-submarine/id1334498634?mt=8

ですが、
そのARKitが更に進化していくようです。

下記のAppleのnewsroomで紹介されています。

 

Apple、ARKit 2を発表!

ARのコンテンツを複数のユーザーで共有することもできるようで、この機能を使うと今まで自分だけでARの世界を楽しんでいたのが、複数の人間で同じAR空間を共有して体験できるようになるので、もっと面白いことができそうです。

newsroomで紹介されてたデモアプリを実際に試してみましたが、すごく簡単にAR空間を共有することができました。

(と言っても端末の性能はかなり良くないとスムーズに遊べませんでした。iPhone6sではかなり厳しい)

 

そしてそのARKit2でサポートされる3DCGのフォーマットがかなり気になります。

USDZはARのPDFを目指す

らしいです。(←Appe幹部さんにによると)

新しい3DCG/ARのオープンフォーマットです。
このデータは、この秋に発表予定のiOS12のSafariでそのままARコンテンツとして見ることができます。
既にiOS12のBeta3がリリースされてるので早速試して見ましたが・・・

凄い!
今までなんとかWebでARをしようと苦労してたのに、こんなに簡単に・・・。

iOS12の入った端末で下記のサイトにアクセスすると普通にみれます。(iOS12の正式リリースは秋頃の予定)

AR Quick Look Gallery

オブジェクトモードとARモードの切り替えができます。

オブジェクトモードではWeb画面上に3DCGコンテンツが表示されて、指でグリグリを回したりできます。
で、ARモードに切り替えると、カメラ画面に切り替わって、そのままARKitの機能が再現されます。

 

これSafariで普通にアクセスした状態

コンテンツが3DCGで表示され、指でグリグリと回したり拡大したりできます。

画面をARモードに切り替えると、カメラスルー画面になり、3DCGコンテンツを実寸で表示できます。
平面を認識してそこに3DCGコンテンツを表示し、移動や拡大・縮小が可能。
拡大縮小すると、ARコンテンツ上に「80%」のような縮尺率まで表示してくれます。
ダブルタップですぐに100%表示に戻るので、商品説明とかにはかなり有効かと。

Googleの動向も気にはなりますが、
とりあえず、次期iPhoneの発売と合わせて、iOS12の色々な機能があちこちでニュースになることは確実だし、

今までARアプリで失敗した方々!

これからが本当のARサービスを一般化する時代です。
Webサイトで商品を選んで、そのままその商品を自分の部屋の中に実寸大で配置するってことが、簡単に出来てしまいます。
AR Quick Look 対応のWebサイトとか作っていきますので、出来たらまた紹介します!

 

(Cole!Cole!管理人O)