積木製作、VRを活用した安全教育システムをJR東日本に納入

最先端の技術を活かし、労働災害ゼロを目指す「体験型教育」
バーチャルリアリティ(VR)コンテンツ制作の株式会社積木製作(本社:東京都墨田区、 代表取締役社長:城戸太郎)は
東日本旅客鉄道株式会社新潟支社からの依頼を受け、 VR技術を活用した安全教育システムを開発、 2017年9月4日に納入しました。
■背景
これまでJR東日本新潟支社では、 線路関係の工事を担当する現場スタッフに、 安全教育の一環で、 実際に車両の運転席に乗車し、 運転手からの視線を体験するという教育を行なってきました。 しかし、 危険な作業を目の当たりにする事ができない為、 危機意識を持つ事ができず、 より効果的な教育手段の開発は喫緊の課題となっていました。 そこでVR技術に着目し、 今回のシステム開発依頼に至りました。

■コンテンツ内容
実際の車両の運転席から約15分間の道程の360°実写映像を撮影しました。 撮影はVRパノラマ撮影の360(代表者:静谷広晴)が担当しました。 映像素材に様々な作業を行なっている作業員を3DCGによって合成、 中には危険行動を取っている作業員もいるというVR映像を完成させ、 約6分間のコンテンツに仕上げました。 安全教育受講者は映像をモバイルタイプのVRゴーグルで閲覧し、 危険行動を取っている作業員を指摘・回答していくという内容の教育を受ける事ができます。

■システム内容
本案件では、 多人数に対しての教育を想定し、 モバイル型のHMDを導入。 講師側はタブレットを操作し、 同時スタート、 停止、 頭出し、 スロー再生等の命令を与える事が可能です。 また受講者それぞれのスコアの確認、 出題番号による正答率の出力機能も備えています。

■今後の展望
積木製作では建設、 製造業を中心に、 安全教育や研修分野でのVRの導入を積極的に進めてまいります。

■株式会社積木製作 会社概要
所在地:東京都墨田区江東橋2-14-7錦糸町サンライズビル9F
設立:2003年9月1日
URL: http://tsumikiseisaku.com/
本製品URL: http://tsumikiseisaku.com/vrox/vrtraining/

 

(PR Times配信)

おすすめ