VRゲームはどの程度浸透したのか?~ゲームに関する実態調査~(マクロミル調べ)

2017/10/17(火)
「VR(バーチャルリアリティ)元年」と呼ばれた昨年。 2017年は家庭用ゲーム機の市場が活況で、 9月に開催された「東京ゲームショウ2017」の総来場者数が25万人を超えるなど、 ゲーム市場は未だ注目を浴びています。 本調査では、 ゲームにまつわるあれこれについて1,000人を対象に調査しました。
<Trend Eyes vol.85>

■Topics

  • ゲームは“スマホでする” が最多。 3人に1人が、 ほぼ毎日スマホでゲームをプレイ。
  • 好きなゲームのジャンル1位は「ロールプレイング」、 次回作が気になるシリーズ1位は「ドラゴンクエスト」
  • VRゲーム用の端末、 一般の所有率は12%。 今後の購入意欲は、 男性が女性の2倍

■調査結果

【1】 ゲームは“スマホでする” が最多。 スマホゲームユーザーの2人に1人が、 ほぼ毎日プレイ。

ゲームのプレイ方法ごとに、 普段プレイしているか、 している場合はどのくらいの頻度なのかをたずねました。 家庭用ゲーム、 PCでのオンラインゲーム、 スマートフォンゲーム、 ゲームセンターのアーケードゲームの4種類のうち、 もっともプレイされているものはスマートフォンゲームで59%。 次いで、 家庭用ゲームとゲームセンターでのアーケードゲームがそれぞれ39%、 38%とほぼ同率、 PCのオンラインゲームが最も少なく22%でした。 もっともプレイされているスマートフォンゲームについて、 ユーザーのプレイ頻度をみると、 約2人に1人(53%)が、 ほぼ毎日プレイしていることがわかります。

【図】 ゲームのプレイ状況
ベース:全体

【図】 ゲームのプレイ頻度
ベース:普段プレイしているゲーム

【2】 好きなゲームジャンル1位は「ロールプレイング」、 次回作が気になるシリーズ1位は「ドラゴンクエスト」

1番好きなゲームのジャンルをたずねると、 1位は「ロールプレイングゲーム」33%で、 2位以降を20ポイント強引き離しています。 続いて2位は「アクションRPG」12%で、 2位にもロールプレイングゲームの要素が含まれる結果となり、 3位は「シュミレーションゲーム」8%でした。

また、 次回作が気になるゲームのシリーズをたずねると、 1位は「ドラゴンクエスト」43%、 2位は「スーパーマリオ」34%、 3位「ファイナルファンタジー」34%となっています。

【図】1番好きなゲームのジャンル(上位5つを抜粋)
ベース:家庭用ゲーム機を月に1日以上プレイする人 / n=235

【図】次回作が気になるゲームのシリーズ(上位5つを抜粋)
ベース:家庭用ゲーム機を月に1日以上プレイする人 / n=235

【3】 VRゲーム用の端末、 一般人の所有率は12%。 今後の購入意欲は、 男性が女性の2倍

“VR元年”と呼ばれた昨年から、 VRゲームは一般の人にどの程度浸透したのでしょうか。

VR端末(VRヘッドマウントディスプレイ)についてたずねると所有率は12%でした。 また、 VR端末を持っていない人に今後の購入意向をたずねると、 27%が購入したい(是非購入したい8%+やや購入したい19%)と回答しました。 購入したい人の割合を男女で比較すると、 女性は17%であるのに対し、 男性は約2倍強の36%となっています。 VR端末を持っている人や購入したい人は、 全体的にはまだ少数派ですが、 男性のほうがVRの購入に積極的であることがわかります。

【図】 VR端末の所有率(男女別)
ベース:全体 / n=1,000

【図】 VR端末の購入意向(男女別)
ベース:VR端末を保有していない人 / n=881

<その他の調査項目>
Q.直近1年のゲームをプレイする頻度の変化
Q.現在1番プレイしている家庭用ゲーム機本体
Q.今後、 家族や親戚のために購入したい家庭用ゲーム機本体
・・・その他、 抜粋して紹介した全選択肢の結果や、 性別・年代別クロス集計など

▼ 調査の詳細や、 その他の調査結果は、 以下のURLからダウンロードいただけます。
調査レポートまとめサイト/HoNote(ホノテ)
https://www.macromill.com/honote/?cid=SL-PR

▼調査概要
調査主体  マクロミル
調査方法  インターネットリサーチ
調査対象  全国15~59歳の男女(マクロミルモニタ会員)
割付方法  平成27年国勢調査による、 性別×年代の人口動態割付/合計1,000サンプル
調査期間  2017年9月27日(水)~28日(木)

※本文の数値は四捨五入した整数で表記しています。
※百分率表示は四捨五入の丸め計算をおこなっており、 合計が100%とならない場合があります。

 

(PR Times配信)