医療✕VR~統合失調症を体験できるVRを紹介

2016/11/18(金)

株式会社シー・エヌ・エス(本社:東京都目黒区、代表取締役 加藤 渉、以下CNS)は、2016年10月22日に開催された「楽天テクノロジーカンファレンス2016」において、ヤンセンファーマ株式会社のプロジェクトとして制作した「バーチャル・ハルシネーションVR版」を展示致しました。

バーチャルハルシネーションは、精神疾患の一つである統合失調症の疾患啓発を目的に、統合失調症の急性期にみられる症状をよりリアルな形で疑似体験できるよう、「軽蔑、嘲笑、命令してくる幻聴」、「行動を予言してくる幻聴」、「生活音に重なって聞こえてくる幻聴」、 「過度におだててくる幻聴」の4つの代表的なパターンとして実写版VRで紹介します。 内容に関しては、認定NPO法人 地域精神保健福祉機構(COMHBO)様、財団法人 精神・神経科学振興財団 理事長の髙橋清久先生から監修のご協力をいただきました。
詳しくはヤンセンファーマ株式会社が運営するメンタルナビ(http://www.mental-navi.net/togoshicchosho/for-around/virtual.html)をご参照ください。

vr_161031_2

vr_161031_3

スマートフォン+ハコスコ+ヘッドホンという手軽なセットでありながら、統合失調症の代表的な症状である「幻聴」をよりリアルに表現するため、バイノーラル録音と、音声発生源を定位化した回転制御サウンドを組み合わせて音声を制作しています。
視覚に聴覚が追従することで、主観映像としての深い没頭感を実現しています。

“良質なクリエイティブを世の中へ”をビジョンとして掲げるシー・エヌ・エスは、VR用途の新たな可能性を切り拓く「医療×VR」という分野においても、今後もより多くの人々に役立つコンテンツを生み出すことに尽力してまいります。

 

【本件に関するお問い合わせ】
株式会社シー・エヌ・エス
古田
info@cnsinc.jp

 

【株式会社ハコスコについて】
一般的に高価で普及のハードルとなっていたVR機器を、誰でも手軽に入手・体験できるよう、ダンボール製のVRゴーグル、専用アプリ、VRコンテンツからなる「スマホVRサービス」を提供。出荷台数は延べ20万を超え、スマホ型VRゴーグルの代名詞として広く認知されています。
http://hacosco.com/
●ハコスコに関するお問い合わせ先
株式会社ハコスコ
担当: 太田良
http://hacosco.com/contact/