“聴きとる力”が確認できるWEBサービス「聴き鳥テスト」を公開
パナソニック株式会社(以下、 パナソニック)は、 「補聴器の日」である2018年6月6日(水)より、 WEBサービス「聴き鳥テスト」を公開します。
▼「聴き鳥テスト」
https://kikitoritest.jpn.panasonic.com/
▼【動画】『聴き鳥テスト』野鳥のさえずりで“聴きとる力”を楽しくチェック [Panasonic]
https://channel.panasonic.com/jp/contents/23699/
https://www.youtube.com/watch?v=JMnu7KOkB60
同サービスは、 自然の中にいる感覚を想起させる野鳥のさえずりを採用し、 楽しく“聴きとる力”を確認することにより、 難聴の早期発見・補聴器の早期装用を啓発するもので、 難聴の人に寄り添いさまざまな高性能補聴器を提供しているパナソニック補聴器株式会社(以下、 パナソニック補聴器)と協力し推進します。 補聴器販売店などの店頭で体験できるほか、 専用モバイルサイトでいつでも簡単に利用できます。
加齢性難聴は一般的に50才ごろから始まり、 65才以上の日本人の約半数は加齢によって言葉の聞き取りが困難になっていると言われています(※1)。 これは、 日本人のおよそ9人に1人が“聴きとる力”の問題に直面していることになり、 高齢化が進む中での社会課題になると考えられています。
また、 “聴きとる力”の問題を放置することで認知症の発症率が高まるという研究結果もあり、 2015年1月に政府が策定した「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)」では、 認知症発症の危険因子のひとつとして難聴があげられています。
「聴き鳥テスト」プロジェクトに協力いただいた「えんどう耳鼻咽喉科クリニック」(東京都足立区)の遠藤誠院長は「今まで聞こえていたものが聞こえづらくなった場合は早めに専門医の診察を受け、 補聴器の早期装用を心がけることが認知症の予防にも繋がります」と述べています。
日本における補聴器の着用率は13.5%(※2)で、 30%を越える(※3)イギリスをはじめフランス、 ドイツなどの海外諸国と比べて低い状況です。
パナソニックは「聴き鳥テスト」の公開により、 難聴の早期発見・補聴器の早期装用を促し、 聞こえることの嬉しさと聞くことの楽しさを提供することで、 人々の豊かな暮らしに貢献していきます。
※1:一般社団法人 日本補聴器工業会の実施調査「JapanTrak 2015」の結果を基にパナソニック補聴器株式会社で算出
※2:JapanTrak 2015 調査報告
※3:JapanTrak 2012 調査報告
■「聴き鳥テスト」とは
鳥のさえずりは、 加齢により最初に聞こえづらくなる音のひとつとも言われています。 パナソニックとパナソニック補聴器は、 気持ちの良い自然の中を想起させる鳥のさえずりを採用し、 楽しく“聴きとる力”を確認できる「聴き鳥テスト」という新習慣を提案します。
専用モバイルサイトでは、 携帯端末の現在地を測定し、 その近くで生息が確認されている野鳥を画面上に表示、 その中から鳴き声を聞きたい鳥を選んで“聴きとる力”を確認することができます。
鳥の鳴き声による“聴きとる力”のテストのほか、 地域ごとの鳥の鳴き声などの情報を確認できる「聴き鳥マップ」、 60種の鳥データを収録した「聴き鳥図鑑」といったコンテンツも楽しめます。
「聴き鳥テスト」は、 全国で2,000名を超える会員数を抱え、 鳥類等の分布、 生態行動などについて調査研究を行って情報を収集し解析している認定NPO法人 バードリサーチの協力のもとに制作しました。
▼「聴き鳥テスト」について詳しくはこちら
https://kikitoritest.jpn.panasonic.com/
・日本全国、 どこからでも利用できます。
・登録されている鳥のデータは、 時期に関わらず年間を通じて閲覧できます。
・登録されている鳥のデータは、 聞き取り難易度別に収録されています。
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