AR技術でベテラン技術者から新人への指示を円滑に! 「ものづくり業界」に向けた技術伝承サービス登場

2018/3/20(火)

株式会社アウトソーシングテクノロジー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:茂手木 雅樹、以下 アウトソーシングテクノロジー)は、AR技術を活用した技術伝承サービス「AR匠(エーアールタクミ)」をリリースします。建設や製造業など「ものづくり業界」を中心に、若い世代への技術伝承を円滑に行うことが狙いです。

AR技術を活用した作業イメージ

■同じ視界を共有し、匠の技術を次の世代に

「AR匠」は、ゴーグル型のウェアラブル端末を装着し、作業員が熟練技術者と視界を共有しながら作業を行うことができる先駆的プラットフォームです。

たとえば、クライアント先での装置のメンテナンス業務。作業員がゴーグルを着用すると、実際の装置の上に作業に必要な手順書が表示され、手順を追いながら作業を行うことが可能です。また、作業を行う中での不明点は、遠隔地にいる熟練技術者に見ている画面を共有し指示をもらうことができます。これにより、経験年数の浅い作業員でもベテラン技術者と同等の作業を行うことが可能になります。

現場での作業イメージ

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■ものづくり企業が抱える技術伝承問題

建設業界や製造業など、ものづくり業界で技術を覚えるには、座学だけではなく実際に現場で仕事をしながら学ぶ、いわゆる「OJT」が適しています。しかしながら、OJTには教える側の多くの時間と手間が必要です。

2012年前後に発生した団塊の世代の退職により、熟練した技術を持った世代が大量に労働市場から退出しました。技術継承がうまく行かず若手が育たないという課題を多く耳にします。

「AR匠」を使用し体を動かしながら仕事を学ぶことで、基本的な知識だけでなく、重さ、音、色、温度など、五感を活用したノウハウを習得しやすい環境を構築することが可能となります。

将来の現場の予想

https://www.atpress.ne.jp/releases/152329/img_152329_3.png

アウトソーシングテクノロジーだからこその強みを活かしたARソリューション

アウトソーシングテクノロジーは、機械や電気・電子といった「ものづくり」と呼ばれる技術領域と、ソフトウェア開発やインフラ構築といった「IT」の領域で事業を展開しています。そんな同社だからこそ、ものづくりの現場のリアルな課題や要望を拾い、ITを活用したサービスに反映することが可能なのです。

想定されるシーンとしては、建設現場や工場での機器メンテナンス業務、装置の点検業務など幅広く、ものづくりの現場の技術伝承問題に切り込もうとしています。

■展示会のお知らせ

アウトソーシングテクノロジーは、4月4日(水)~6日(金)に東京ビッグサイトで開催される、「第2回 AI・人工知能EXPO」に出展します。ブースではウェアラブル端末を着用し、AR匠を体験することが可能です。興味のある人は、実際にブースでAR匠を体験してください。

<第2回 AI・人工知能EXPO 展示会基本情報>

・公式ホームページ

http://www.ai-expo.jp/

・会期

2018年4月4日(水)~6日(金)10:00~18:00

・場所

東京ビッグサイト

・ブース

東3ホール<9-32>

・ご来場の方へ

事前に以下のWEBサイトから無料招待券をお申し込みください。

https://solutions.ostechnology.co.jp/aiexpo/inquiry

※招待券をお持ちでない場合、入場料5,000円/人が必要です。

■このプレスリリースに関するお問い合わせ

株式会社アウトソーシングテクノロジー

担当:ビジネスソリューション課

TEL :03-3273-3600

メールでのお問い合わせは下記よりお願いいたします。

https://www.ostechnology.co.jp/inquiry/#ost

 

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