iPhoneでARエンジン比較! ARKit, Vuforia, Wikitude, SmartAR, FacebookAR(Spark AR)

iOSではARKit以外にもVuforiaなど利用出来るARエンジンがいくつかあります。

これらARエンジンの性能に違いがあるのかを確認する為にデモアプリを作成してみました。

・今回使用するARエンジンは以下の5つ

  1. ARKit
  2. Vuforia
  3. Wikitude
  4. SmartAR
  5. Facebook AR(Spark AR)

・Facebook AR以外のアプリはUnityで作成(Unity2018.2.16f1)

・マーカーを認識してオブジェクトを表示するシンプルなアプリ

・マーカーには弊社パンフレットの表紙と9ページ目を使用

[弊社パンフレット]

[表紙]

[9ページ目]

・Unityアプリでは、オブジェクトはAsset Storeのアセットを使用

Sportscar(Pixelcloud)
Japanese Otaku City(ZENRIN CO., LTD.)

・Unityアプリでは、表紙の認識で車(Sportscar)を表示、9ページ目の認識で街(Japanese Otaku City)を表示

・Unityアプリで使用する端末はiPhoneX (iOS12.1.1)

・FacebookアプリはiPhone8Plusを使用

ARKit

・車の表示

正面からのモデル表示は安定していますが、サイドに回ったときにモデルがユラユラします。

・街の表示

現在のUnity-ARKit-Pluginでは拡張トラッキングが指定出来ない為、マーカーの認識が外れるとモデルも消えてしまいます。

(ネイティブ開発では拡張トラッキング指定可能)

Vuforia

・車の表示

動画では少しユラユラしているように見えますが、端末で撮影している時は安定して見えていました。

・街の表示

拡張トラッキングが有効な為、マーカーがカメラ外になってもモデルを表示しつづけます。

Wikitude

・車の表示

安定しています

・街の表示

Wikitudeでは拡張トラッキングは効いていません

SmartAR

・車の表示

マーカーを認識する速さは、他のARエンジンと同等に感じました。

・街の表示

こちらも拡張トラッキングは効いていません

FacebookAR (Spark AR)

FacebookARは9ページのマーカーで別の街モデルを表示しています。

マーカーの検知も早く安定しています。

拡張トラッキングが有効らしく、マーカーはパンフレットの右側だけなのですが、左側のページに近づいた場合もモデルが表示されています。


今回、簡単なデモアプリを動かしてみたのですが、FacebookARが予想以上に安定していて驚きました。

FacebookARは、現在はSpark ARにサービス名を変えていて、今後Facebookだけでなく、InstagramでもARコンテンツが使えるようになります。

また、動画で見た場合と実際に端末で見た場合では印象が少し違い、端末で見ていた時はARKit、Vuforiaが安定しているように感じました。

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