SFTPで大文字小文字を間違えてしまった!
Visual Studio Code、便利ですよね。
弊社で開発を行う際は、基本的にこのエディタをメインで利用しています。
一例を挙げますと、Virtual Box(https://www.virtualbox.org/)や、UTM(https://mac.getutm.app/)などのハイパーバイザを利用して、Linux系のサーバーを開発端末上に構築し、sftpでソースファイルをアップロードして動作させたりします。
そんなときに便利なのが、Visual Studio Codeの拡張機能「SFTP」です。
この「SFTP」拡張機能を使えば、ホストPC側でファイルを修正するとゲストPC側にファイルを反映したり、ディレクトリ単位でまとめてファイルをアップロードしたり、といったことを自動的にやってくれます。
(注意:この拡張機能は、過去に同名のプロジェクトの開発とサポートが終了しており、現在は新規のSFTPプロジェクトとして開発とサポートが行われています。)
ただ、この拡張機能には一つ困った癖が存在します。
それは。。。
「一度ファイル名の大文字小文字を間違えてアップロードしてしまうと、Visual Studio Code上で後でリネームしてもアップロード先のサーバー上のファイルの大文字小文字が変わらない」
という特徴があるのです。
実は、結構、これの解決策が難しかったりします。
こういう大文字小文字の間違いって、たま~に、忘れた頃にしでかしてしまうものですよね。。。
解決方法を思い出すのにも、結構苦労する場合があるので、備忘録的に書いてみます。
あ、
『ホストPC上のファイルをゲストPCに直接マウントすればいい』とか、
『Dockerを使って直接開発ファイルを参照すればいい』とか、
『そもそも間違えなければいい』とか、
そういうのは一旦置いておきます。
(本番環境はVPSにSFTPでファイルをアップすることが多いので、できるだけ本番環境に合わせたいのです。)
◆手順◆
- Visual Studio Code上で、一時的に間違えたファイルを別名に変更し、いったんアップロードする
- Visual Studio Codeのコマンドパレットなどから、「エディタ履歴のクリア」を行う
- サーバー上の間違えたファイルと、リネーム後にアップロードしたファイルを削除する
- Visual Studio Codeを再起動する
- Visual Studio Code上で、正しいファイル名に修正し、再度アップロードする
以上5つのステップで、変更可能です!
今回は以上となります。
この件で困っている方の解決のヒントになれば幸いです。
では、また!
(開発者M)