バニーホップ、接続するだけで既存機器をIoT化する「IoTコネクター」を発表

2016/12/14(水)
~VPN設定が不要で安全なリモート接続が可能に~
株式会社バニーホップ(本社:東京都渋谷区、 代表取締役:澤 規仁、 以下 バニーホップ)は、 接続するだけで機器をIoT製品化するLANコネクター製品「IoTコネクター」の提供を開始したことを発表します。
IoTコネクターを接続した機器は、 PCやスマートフォンからインターネット経由での遠隔操作が可能になります。 IoTコネクター自身がクラウドとの暗号化通信を確立するので、 VPNやファイアウォールなどの設定は不要です。 すでに設置済みの機器にも取り付けが可能です。

これにより、 様々な業界・分野で簡単に製品のセキュリティを確保した遠隔操作、 IoT化が可能になります。

  • IoTコネクターで可能な遠隔操作の例

IoTコネクターは、 接点(入出力)および、 シリアル通信が可能な機器に接続し、 遠隔操作が可能です。 例えば住宅設備関連では、 自動ドア、 電気錠、 警報装置、 漏電や水位などの建設設備センサー、 電動バルブなどへの接続が可能で、 遠隔から以下のような操作が可能です。

・カレンダーや時刻設定によるタイマー起動
・一度にたくさんの機器を制御
・動作状況の確認や通知
・スマートフォンからの遠隔操作

  • セキュリティを確保した通信の仕組み

IoTコネクター自体が、 クラウドとの暗号化トンネル通信(TLS)を確立するため、 VPNやファイアウォールなどのネットワーク工事は不要です。

機器の制御プログラムを、 クラウド上に設置することで、 PCやスマートフォンからの遠隔操作が可能になります。 クラウドはアマゾン ウェブ サービス (以下、 AWS)IoTプラットフォーム(※)に対応しています。 今後、 バニーホップでは、 以下のような制御プログラムのライブラリも提供予定です。

・死活監視
・動作ログ管理
・メール、 チャット通知
・グラフ表示
・データストレージ機能

構成図

※  Amazon Web Services、 アマゾン ウェブ サービス、 AWS、 Amazon Workspaces、 およびAmazon Web Services ロゴは、 Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。 ( https://aws.amazon.com/jp/iot/

  • IoTコネクターの製品仕様

・インタフェース:接点出力×2、 接点入力×2、 シリアル通信×2(※シリアル通信はオプション)
・電源:5V
・動作保証温度:-40℃~85℃
・消費電流:typ 180mA
・サイズ:縦77mm、 横36mm、 高さ28mm

IoTコネクター製品外観

IoTコネクター内部基板

IoTコネクター管理画面

■株式会社バニーホップについて

株式会社バニーホップはIoT製品の企画、 開発を行っています。
六本木ヒルズけやき坂イルミネーションのスマートフォン操作や、 戸田建設のIoT地震センサー「ユレかんち」( http://www.toda.co.jp/tech/earthquake/earthquake_13.html )
など、 様々なIoT製品を提供しています。

■本リリースに関するお問い合わせ

株式会社バニーホップ 担当:石川
【TEL】 03-6407-1866 【E-mail】 info@bunnyhop.jp
【住所】 〒151-0053 東京都渋谷区代々木5-67-1 Jビル B2
【公式サイト】  http://www.bunnyhop.jp/

(PR Times配信)