年末年始のお休み、スタンダードな過ごし方は?全国7,500名調査(マクロミル調べ)

2016/11/15(火)
2016年もあと1ヶ月半で終わり。 2017年にかけての年末年始休、 今年は何日休んで、 どのように過ごす方が多いのか、 「年末年始休みのスタンダード」を明らかにしました。

調査は20歳~69歳の男女を対象に実施。 調査期間は2016年11月2日(水)~11月7日(月)。 有効回答数は7,500人。

<Trend Eyes vol.42>

■Topics

  • 年末年始の休暇状況、 有職者の理想の休暇は7日間に対し、 実際は平均5日間。
    業種別では、 短い順に「宿泊業・飲食店」2.1日、 「医療・福祉業」・「運輸・郵便業」3.2日。
  • 年末年始の予定、 検討中も含めると「自宅でゆっくり」が87%と最多。 半数以上が「たくさん寝る時間をとる」と回答。 2大イベントは「大掃除」と「初詣」。 海外旅行派はわずか5%。
    ー 「大掃除」は1、 2日で一気にやる派が半数以上。 42%は12月最終週に実施予定。
    ー 「初詣」は46%が1日1日(元日)を予定。 “大晦日から元旦にかけて”行く派は12%。
  • 年末年始の出費、 平均予算は48,620円。
    想定支出額は、 年越し準備に1~2万円、 正月に2~5万円、 お年玉は1~2万円。

■調査結果
【1】年末年始の休暇状況、 有職者の理想の休暇は7日間に対し、 実際は平均5日間。 業種別では、 短い順に「宿泊・飲食業」2.1日、 「医療・福祉業」・「運輸・郵便業」3.2日。

世の中の働く方々は、 年末年始にどれくらい休めるのでしょうか。 有職者3,341名(※1)に伺いました。

理想の休暇期間で最も多かった回答は7日(29%)でした。 2位は10日(24%)、 3位は5日(12%)と続きます。 これは、 2016年7月に調査した理想の夏休み期間(※2)と同じ順位結果でした。 季節や時期に関わらず、 理想とする休暇期間は変わらないようです。

<図:理想の年末年始休暇期間 上位5位(ベース:有職者/n=3,341)>

一方で、 実際の年末年始の休暇予定期間は、 平均5.0日でした。 夏休みの平均3.9日(※2)に比べると長い結果となりましたが、 理想よりは少ない日数にとどまりました。

また、 業種別にみると、 取得日数が最も長いのは「教育学習支援業」で7.1日でした。 最短は「宿泊業・飲食店」の2.1日で、 「医療・福祉業」・「運輸・郵便業」3.2日と続きます。 「医療・福祉業」は夏休み期間も平均2.3日(※2)と最短の結果であり、 なかなか休暇が取りにくい業種であることが伺えます。

<図:業種別 年末年始休暇取得予定平均日数(ベース:有職者/n=3,341)※50名以上の該当者がいる業種のみ掲載>

※1:職業が「公務員」「会社員」である方
※2:働く大人の夏休み調査(2016年7月実施、 マクロミル調べ)より

【2】年末年始の予定、 検討中も含めると「自宅でゆっくり」が87%と最多。 半数以上が「たくさん寝る時間をとる」と回答。 2大イベントは「大掃除」と「初詣」。 「海外旅行」はわずか5%。

全国の20~60代の男女7,500名に、 年末年始の過ごし方を伺いました。 何をしようと思っているか尋ねたところ、 最も多かったのは「自宅でゆっくり過ごす」で、 「予定している」「検討している」を合わせると87%にのぼりました。 さらに、 58%が「たくさん寝る時間をとる」ことを予定・検討していると回答しました。 その他、 半数以上が予定・検討していると回答したのは、 「大掃除をする」81%、 「初詣に行く」77%で、 これらは年末年始の2大イベントと言えそうです。 一方で、 「海外旅行」を予定・検討している方は5%に留まり、 「国内旅行(泊り)」で21%、 「国内旅行(日帰り)」で24%という結果でした。

年末年始はレジャーやアクティビティを楽しむよりも、 休息に充て季節行事を楽しみたいと考えている人が多いことが伺えます。

<図:年末年始に予定・検討していること 上位10位(ベース:全体/n=7,500)>

●「大掃除」は1~2日間で一気にやる派が半数以上。 42%は12月最終週に実施予定。

「大掃除をするつもり」と回答した6,070名(※3)に、 毎年どのように実施するかを尋ねたところ、 「1~2日間で一気にまとめてやる」派が最も多く、 51%にのぼりました。

また、 「大掃除」を開始する時期は、 約3割が日にちで決めていると回答。 最も多かったのは「12月30日」10%で、 「12月29日」8%、 「12月28日」6%、 「12月31日」3%と続きます。 また、 日にちで決めてはいないものの12月最終週(12月26日~31日)に始める予定の方は15%おり、 合計42%が12月の最終週に大掃除をする予定であることがわかりました。

※3:大掃除のやり方について「1~2日でまとめてやる」「1週間程度でまとめてやる」「1か月程度かけて少しずつ進めていく」と答えた方

<図:大掃除を開始する時期(ベース:大掃除をするつもりの人/n=6,070)>

●「初詣」は46%が1日1日(元日)を予定。 “大晦日から元旦にかけて”行く派は12%。 「初詣に行くつもり」であると回答した5,062名に、 行こうと思う日にちを尋ねたところ、 1位「1月1日(元日)」46%、 2位「1月2日」15%、 3位「12月31日(大晦日)~1月1日にかけて」12%でした。 大晦日の夜中から初詣に出かけるのではなく、 年が明けてから向かう方が多いようです。

<図:初詣に行こうと思っている日(ベース:初詣に行くつもりの人/n=5,062)>

【3】年末年始の出費、 平均予算は48,620円。 想定支出額は、 年越し準備に1~2万円、 正月に2~5万円、 お年玉は1~2万円。   
年末年始に予定している家族全体での出費総額について尋ねたところ、 平均額は48,620円でした。 どの時期にどの程度の出費を想定しているか尋ねたところ、 最も多かった回答は、 「年越し準備」に1~2万円、 「正月」に2~5万円でした。 また、 イベント毎に尋ねたところ「お年玉」1~2万円、 「初売りセール」1~2万円、 「大掃除」0円、 「国内旅行」2~5万円、 「海外旅行」20~50万円という結果でした。<図:年末年始の平均予算(ベース:全体/n=7,500)>

< 図:年末年始のイベント毎の想定出費額(ベース:全体/n=7,500)>

>> 調査結果の詳細、 その他の調査結果は以下にも掲載しています。
調査レポートまとめサイト/HoNote(ホノテ):  http://www.macromill.com/honote

▼調査概要
調査主体 マクロミル
調査方法 インターネットリサーチ
調査地域 全国
調査対象 20歳~69歳の男女(マクロミル提携モニタ)
割付方法 平成27年国勢調査による、 性別×年代別の人口動態割付/合計7,500サンプル
調査期間 2016年11月2日(水)~11月7日(月)

(PR Times配信)